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TeruPaPaの家と子どもと健康と

新築で注文住宅を建てる際の細かいところまで、時系列を追いながら綴っていきます

A025【2016/07/30 百年住宅の現場見学会に行ってみた~鉄筋コンクリート造の必要性~】

 現場見学会というのは上棟中の建物を見られるイベントで、まだ壁も床も天井も貼っていない状態です。基礎や構造体をしっかり見ることができるので、メーカーの構造物に対するこだわりが分かります。

 

目次

 

ご近所トラブルの恐怖

モデルハウスは装飾や住宅設備でいくらでも豪華に見せることが出来ますが、現場見学会ではそれが出来ないので真っ向勝負になります。

百年住宅は鉄筋コンクリート造だけあってこれに自信があるらしく、現場見学会を是非見に来てくださいと言われていました。

 

いざイベント会場に行ってみると、モデルハウスで見たものが少し縮小されただけの、「百年住宅」でgoogle検索すると真っ先に出てくるあの真っ白な建物がドーンと建っていました

住宅展示場では気になりませんでしたが、両側を他の家で挟まれている一般的な住宅地にあの建物が建っていると、浮きます。一棟だけ白すぎる上に、重厚感が伝わってきます。

この周りの家と比べて浮いている感じから、百年住宅の家を建てることに反対する人も一定数いるようです。家が奇抜、景観が合わないという理由からご近所トラブルに発展する可能性もあります。

 

一方で、ご近所トラブルにおいて最も多く起きているであろう生活音のトラブルに関しては、百年住宅のように遮音性の優れた家のほうが有利でしょう。見た目は目に入らなければ気になりませんが、音は嫌でも気になります。

 

新居で最も気をつけねばならないのがご近所トラブルです。最悪の場合、せっかく手に入れた家を手放すことになるかもしれません。

実際にあった話として、私と同じ中学校区のとある地域において、自分が町内会の会計係になったときに旦那さんが会費を流用していた家がありました。

これが引き継ぎの際にばれて、瞬く間に奥様方を通して辺り一帯に噂が広まりました。二年程でお金は返したそうですが、やはり周辺住民との関係が上手くいかなくなったのか、高校生の子どもが卒業するのに合わせて持ち家を手放して引っ越していきました。

そのとき私は既に大学生で地元を離れており、家も近くなかったので詳しくは知りませんが、奥さんはその一件以来町内の誰とも喋らなくなったそうです。

ご近所トラブルからいじめに発展する可能性は決して低くないので、もしかしたら子どもが学校でいじめられていたかもしれません。人の噂というのは本当に怖いものです。

 

実例の一件は発端が旦那さんの会費流用ですから少し状況は違いますが、ご近所トラブルにはこういったリスクがあるので、私がもし土地選びから始めたならば人間関係が希薄な地域を選んでいたと思います。隣人と接する程リスクは増えますから、正直に言えば自治会や町内会、婦人会、子ども会等が無いほうが嬉しいです。

そういった視点から言えば、都市計画によって新しく整備された土地や田舎の再開発地区は地元民が少なく住民の年齢層も近い(ご近所付き合いに消極的な人が多い)ため、狙い目かと思います。

 

 

見学した土地には百年住宅が最適?

今回の現場見学会場は家と家の間に殆ど隙間がなく、生活音については非常に気を遣わなければならない印象を受けました。

 

更に言えば両隣の家がかなり年代物の家屋で、大地震に見舞われたときに倒壊したり出火したりしそうな不安もありました。

 

これらの点については、百年住宅であれば倒壊した家屋が寄りかかってきてもビクともしませんし、もらい火によって家を失う心配もありません。

 

家の中に入ってみると、本当にコンクリートで周囲を覆われた、ビルの地下駐車場のような空間がそこにはありました。

頑強さは疑いようがありません。

パンッと手を叩いて見ましたが、音の反響が物凄いです。

 

延べ床面積40坪くらいの広めの住居だったのですが、コンクリートに囲まれている上に左右と奥の窓は小さかったため、柱が殆どない大空間だったにも関わらずあまり広く感じませんでした。

 

採光は正面(南側)だけで、少し薄暗い印象を受けました。壁がコンクリートだったので余計にそう感じたのかも知れません。

 

しかし今回の家に限っては、両隣が本当に接しているかのように建っているので、東西に窓を設けるのは得策ではありませんし、空間を細かく区切って窓のない部屋を作る訳にもいきませんから、必然的に南側の採光と柱のない大空間という間取りになると思いました。この土地に家を建てる場合、木造は選択肢に入れにくいでしょう。

 

想像していた以上の重厚感と安心感でした。

現場見学会を終えた頃には、周辺環境を鑑みるとこの土地には百年住宅が最良の選択だったと思うようになり、家づくりは土地選びが最重要と言っている人が数多くいる理由もわかりました。

このような家を見ると、土地選びによってハウスメーカーがある程度決まってしまうのも納得です。

 

土地選びとハウスメーカー選びの密接な関係

ハウスメーカーには大手から地元工務店まで優良なメーカーがたくさんありますが、土地選びには多くの労力だけでなく運も必要です。

自分の生活スタイルや職場、子育て、天災のことを考えると、土地というのは非常に強いこだわりを持って選ぶことになり、全ての条件を満足してくれる土地に巡り合える可能性は非常に低いというか、何年も何年も待たなければならなくなるかもしれません。

金銭的に厳しくて手が出ず、結局何かしらの要素を妥協することが多いでしょう。

その妥協点が、例えば地盤に不安がある土地だったり、隣接する家との隙間が殆どなかったり、立地は最高だけど予算を大幅にオーバーしてしまったり・・・ということになるかもしれません。

妥協点によって、自ずとハウスメーカーに制限が出てくると思います。

地盤に不安がある⇒災害に強い鉄骨造にしよう

隣家が近い⇒遮音性の高い鉄筋コンクリート造にしよう

土地は良いけど予算オーバー⇒ローコストメーカーにしよう

等々、大枠で絞れるのではないでしょうか。

 

百年住宅のような一極集中で利点を突きつめたメーカーは、こういった事情がある人の為に存在しているようにすら感じます。

「津波が心配だけど、どうしても地元に住みたい」

「住宅密接地で火災が心配」

「目の前に夜間でも交通量が多い道路があって騒音が」

「地震が心配で夜も眠れない」

そんな人こそ選ぶべき商品だと思います。

 

私の場合、

①隣家がない

②津波の心配もない

③金銭的余裕もない 

という理由から、敢えて百年住宅を選ぶメリットが結局見出せませんでした。

 

災害に対する強さには惹かれるものがありましたが、結局は金銭的な問題や自分が住みたい家の外観イメージとの乖離をどうにかするほどの魅力ではありませんでした。

 

それでも、本当に良いメーカーだと思ったのは事実です。百年住宅を紹介してくれた知人に感謝します。家に対する知識を深めることが出来ました。

 

さて、次回はまた住宅の話から一旦離れて、土地の解体工事の話に移ります。

私のように家族の土地に家を建てる場合、既存の何かを壊して更地にする必要がありますよね。