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新築で注文住宅を建てる際の細かいところまで、時系列を追いながら綴っていきます

A034【2016/08/07 LIXILのショールームに行ってみた】

 ショールーム巡りの第二回はLIXIL(リクシル)です。LIXILは業界最大手のグループ企業で、サンウエーブ(キッチン)、お風呂・洗面台・トイレ(INAX)、玄関ドア・引き戸・窓(トステム)、外壁材・インテリア建材・エクステリア(新日軽・TOEX他)等、様々な建材・住宅機器メーカーを吸収合併して出来たメーカーです。その規模に見合った豊富なバリエーションの住宅設備を用意しています。

 

目次

 

痒いところに手が届くラインナップ

 まずキッチンですが、人工大理石を基本とした豊富なカラー、形状のラインナップがあります。「よごれんフード」「くるりん排水口」といった掃除を楽にするオプションもしっかり用意されていて、「何でも揃っている」感があります。オープンキッチンのコンロ前面にガラスを設置して油跳ねを防止できたり、ワークトップの幅を5mm単位で設定できたりと、痒いところに手が届く点も非常に優れています。システムキッチン業界の優等生として、シェアNo.1に君臨する理由が良くわかります。

 

ラインナップの中で、異彩を放っているのが「セラミックトップ」です。セラミックというのは「焼き物」のことで、無機材料の焼結体です。これをワークトップにすることで、熱に強く、キズに強いキッチンになるというコンセプトですが、無骨な漢のイメージが全面に押し出されています。かなり部屋を選ぶと思いますので、セラミックトップの導入の方は出来るだけ実物を見たほうが良いです。硬くて重いので加工が難しく、L型のキッチンは出来ない(もしくは非常にコストがかかる)と思います。おそらく2階のキッチンに導入するのも相当大変だと思います。

 

お風呂は構造をシンプルにした「くるりんポイ排水口」や溝を浅く広くした「キレイサーモフロア」等、手入れを楽にする工夫が随所に見られます。色や形状のバリエーションもキッチン同様に豊富です。とにかくオプションが豊富で、「エコフルシャワー」「サウンドシステム」「打たせ湯」等、お金をかければ何でも出来そうです。

 

洗面台については、クリナップ同様に強い個性は見られません。金額が上がるにつれて使い勝手が良くなっていきます。洗面台はどこも同じかもしれませんね。安価なものはシンクが小さく、ボウルの飛び出しも小さいので水が跳ねやすくなっており、トップの素材もシンプルです。高価なものほどボウルが飛び出してきて使い勝手が良くなり、トップ素材もおしゃれな人工大理石になり、収納もスライド式になり・・・という流れです。

 

LIXILのトイレ

 トイレについてですが、ショールームの洗面所で実際に使用してみました。私の実家にはPanasonic、今住んでいるアパートにはTOTO、会社にはTOTOとPanasonicのウォシュレットが付いており、主要3社の中でLIXILとはあまり縁がありませんでした。

 

TOTOとPanasonicはどちらも使いやすいのですが、どちらかを選べと言われたら私はTOTOにします。ウォシュレットの使用感が良いからです。

実家のPanasonicトイレは強さが3段階しかなく、弱では弱すぎて並では強すぎるという惜しい感じです。会社のPanasonicトイレは強さが5段階で申し分ないのですが、「リズム」という強さを自動で順番に切り替えていく機能がついており、これを選択したときのランプの点灯切り替えが鬱陶しいのが残念です。強さの変更に合わせて各ランプが点灯するので、目の端でチカチカ動いていて何とも気になります。まぁリズム機能を使わなければいいだけなのですが。

これに対してTOTOのトイレは、ウォシュレットの強さも「ムーブ」機能も使いやすく、これといって不満はありません。敢えて言うのであれば、トイレのフチがどうしても洗浄し難いので徐々に汚れていってしまう点でしょうか。但しPanasonicにしろTOTOにしろ最新機種ではありませんので、これから各社の最新のものを見ながら考えたいと思います。

 

 さてLIXILのトイレの使用感ですが、特に不満に思うことはありませんでした。特徴は「ウォシュレットのノズルを500円前後で交換できる仕様」でしょうか。ノズルはプラスチック製なので、経年劣化によりどうしても黄ばみますから、良いアイディアだと思います。また、女性用のビデノズルと、通常のノズルを分けている点も特徴です。ウォシュレットノズルの清潔感が気になる方にとって、これらの特徴は非常に魅力的に映るでしょう。

 

 

総評

 以上でLIXILショールームの感想は終わりです。総合的に見て、LIXILは業界最大手として流石と言わざるを得ない安定感がありました。価格・品質共に優れているので、まずLIXILに足を運び、その中で気に入るものがあれば決定でも良いのではないかとも思います。

 悪く言えば「無難」です。新築のネット検索、チラシ、住宅展示場、完成見学会・・・色々なところで良く見るデザインです。キッチンやお風呂といった住宅設備そのものでも個性を表現したい方にとっては物足りないとも言えます。

私の妻は「良いなと思うものはたくさんあったけど、絶対これってものは無かった」と言っていました。

現在2社目ですが、妻が「これにしたい!」と思ったものはクリナップの洗面台(表示価格40万円)のみ、理由は「ラメが多くてとても可愛かったから」です。

私はあまりデザイン重視ではないので、「レンジフードの清掃」「トイレの清掃」「お風呂の排水溝の清掃」と手入ればかりを気にしていますが、今のところクリナップもLIXILも多少の違いはあれど大差ないと感じました。

 

クリナップの洗エールレンジフードの自動洗浄機能はなかなか魅力的ですが、LIXILのよごれんフードも悪くありません。ディスクの高速回転により油分がフード内部やファンにはほとんど付かず、3ヶ月に1度ディスクとトレーを洗えばOKです。この手洗いが面倒という人もいると思いますが、私の場合は食洗機でやってしまおう(低温でやれば多分大丈夫)と考えているので、クリナップの自動洗浄の為に月1回お湯を入れる作業と大差ないという意識です。

 

お風呂の排水溝については、LIXILのほうが「くるりんポイ排水溝」を筆頭に手入れの簡単さを謳っていますが、お風呂の手入れのページを見ると排水溝内に意外とパーツが多く、パーツが少ないクリナップのほうが楽な可能性も捨て切れませんでした。

クリナップお風呂排水溝のお手入れ

クリナップ|よくあるご質問|バスルーム|排水口

LIXILお風呂排水溝のお手入れ

INAX | アフターサポート | 浴室のお手入れ・お掃除方法 | 定期的なお手入れ方法 | 床排水トラップ(くるりんポイ排水口)

 

お手入れの楽さにおいて、一歩抜きん出たメーカーはないでしょうか?

これからのショールーム巡りに期待しましょう。 

 

さぁ、次はタカラスタンダードです!・・・の前に、「人工大理石」と「人造大理石」について簡単にお話したいと思います。