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新築で注文住宅を建てる際の細かいところまで、時系列を追いながら綴っていきます

A054【2016/09/05 洗面台で比較する住宅設備メーカー】

今日で住宅設備比較編は最終回になります。クリナップ、LIXIL、タカラスタンダード、パナソニック、トクラス、TOTO、ハウステックの7社の洗面台を比較していきましょう。

 

目次

 

 洗面台に求める機能

洗面台は使い方がシンプルで、使用方法の個人差も少ない製品です。用途としては、

  • 身だしなみを整える(歯を磨く、化粧をする、毛髪を手入れするetc.)
  • 洗浄する(上靴等の洗濯機では洗えないものや、ガンコな汚れの予洗いetc.)
  • 清掃する(花瓶の掃除、ペットのシャンプーetc.)

に限られるでしょう。

その場合、素材(陶器・人造大理石・ガラス系有機物)デザイン(収納量・掃除のしやすさ・広さ・見た目)が大きな決め手になるはずです。そこに注目して比較していきましょう。

いつも通り、個性がはっきり現れているメーカーから順に紹介していきます。

 

素材と機能で個性を出しているタカラスタンダード

やはり最も個性的なのはタカラスタンダードです。キッチンやお風呂同様にホーロー素材そのものが特徴的な機能を演出しています。パネルだけでなく、ホーロー製のボウルも用意しています(人工大理石のボウルもあります)。

結局のところホーローの外観的な売りは光沢感機能的な売りは磁石にくっつくことです。磁石でくっつくので、洗面台側面にパネルをつけて「どこでもラック」という使い勝手の良さをアピールしています。

 

ホーローは表面がガラスコートされているので、ボウルを使って洗濯物を漂白剤でつけ置きする際にメリット(耐薬剤性)が出てくるかもしれませんが、特別アピールしていませんでしたのでよくわかりません。

 

 

機能に独自性がある2社

TOTOはキッチンやトイレ同様、「きれい除菌水」での差別化を図っています。洗面台は汚れがひどいものを洗う場所としても利用します。赤子やペットの排泄物、子どもの上履き、汚れのひどい衣類のつけ置き等、目に見えない雑菌が繁殖していそうな環境です。

「子どものう○ちを洗った場所で衣類をつけ置きするの?」

と言われると、気になる人は気になるでしょう。きれい除菌水は精神的にも良いと思います。

 

クリナップも基本姿勢を変えず、キッチン同様にキャビネットをステンレスにすることでオリジナリティを出しています。洗面所はキッチンよりも閉鎖的で湿気がこもりやすい場所ですので、カビが発生しやすい環境です。

「カビが繁殖していたので慌てて掃除したのに、カビ臭さが消えない」

という悩みを抱えている方も多くいるようです。ゴムパッキンや木製家具の場合、一度カビがしっかり根付いてしまうと完全に除去することは難しいです。

ステンレスであればカビをしっかりと除去できるので、その点で安心できます。洗面台は10年以上使い続ける製品なので、このような素材の違いが効いてくるかもしれません。お風呂比較でも感じましたが、クリナップは不要なオプションをあまり用意しておらず、気持ちの良い潔さがあります。

 

素材で差別化している2社

パナソニックは、トイレと同じように有機ガラス系新素材のボウルを採用しています。これは陶器や人工大理石に比べると軽く、水垢や色移りにも強いと言います。まだ発売してから日が浅いので、実際の耐久性については絶対の保証があるわけではありませんが、相当自信があるようですね。

 

トクラスは、洗面台専用人造大理石を開発しています。人造大理石では日本で最も歴史の長い住宅設備メーカーということで、お風呂専用、洗面台専用と、人造大理石の性能にこだわりがあるようです。

一言に人造大理石(人工大理石)といっても性能は様々で、デザインだけでなく耐熱性や耐候性、色移りのしやすさや傷のつきやすさまで異なります。住宅設備のあらゆるところで人大が主流になりつつある今、トクラスが最も素材的に優れた商品を出しているのかもしれません。

余談ですが、トクラスのマルチユースボウル(ペットプラン)というボウルは小型ペットを洗える程深型で、人によっては最良の選択になる可能性を秘めています。ホームページでも良いので一度は見てみることをお勧めします。

 

 

デザインで勝負する2社

LIXILはキッチンやお風呂同様に多彩なバリエーションを用意していますが、洗面台はそれらと比較してオプションが少なく、個性が弱くなっている印象を受けますが、そもそも洗面台にはオプションをつけたくとも限りがあるので、当然といえば当然かもしれません。

かわりにデザインやサイズは豊富すぎるラインナップを用意し、ルミシス、ミズリア、LC、ピアラ、エスタ、どれがどういうコンセプトかわからなくなるくらいです。おそらくLCやピアラが標準クラスだと思います。

これだけ豊富なデザインがあれば、気に入るものが見つかる可能性はかなり高いと思います。

 

ハウステックは万人受けするメジャーなデザインですが、大きく飛び出したラウンドボウルという使い勝手の良さそうなボウルが少し特徴的です。基本的には昔ながらの余計な機能が一切ついていない洗面台が今風のデザインになった感じでしょうか。化粧道具を入れやすい変わった引き出しがついていたり、特殊な開き方の鏡があったりといったオプションはありません。

しかし、それで十分だという方は多いでしょう。洗面台に上述のような機能がついていないからといって、不満に感じる人はあまり多くないはずです。新築だとつい面白い特徴的な機能に目が行きがちですが、全てにオプションを採用するのは金銭的な問題が発生するため難しいでしょう。洗面台では顔を洗ったり歯を磨いたりするだけなのですが、毎日使うものですから、狭かったり鏡の裏の収納が使いにくかったりすると意外とストレスが溜まるものです。オプションを追加するのではなく、同じ値段で単純に広くて大きな洗面台を採用するというのは良いことかもしれません。

 

 

少しは参考にして頂けそうでしょうか?気になるものがあったらメーカーのホームページで確認し、ショールームへ足を運ぶことをおすすめします。

さて、長かった住宅設備比較もこれで一段落です。次回は将来設計について考えてみたいと思います。無料でファイナンシャルプランナーに相談できる機会を得たので、自分の収入や子どもの人数から、どのくらいの金額を家に使っても大丈夫か考えてみましょう。